本記事の目次
甘酒を9年続けてわかったこと|スーパーで失敗しない米麹甘酒の選び方
「甘酒は体に良いと聞くけれど、どれを選べばいいかわからない」
「甘酒ってお酒じゃないの?」
「買ったことはあるけど、甘すぎて続かなかった」
そんな方も多いのではないでしょうか。
私自身、甘酒を飲み始めて9年になります。現在も米麹甘酒を冷凍庫に常備し、季節を問わず生活に取り入れています。スムージーに入れたり、ヨーグルトに加えたり、料理の甘みづけに使ったりしています。
しかし最初から甘酒が好きだったわけではありません。子どもの頃、父が作ってくれた酒粕甘酒を飲んだことがありますが、独特の香りが苦手で、正直あまり好きではありませんでした。
そんな私が甘酒を続けられるようになったきっかけが「米麹甘酒」との出会いです。
今回は、甘酒を9年続けてきた経験をもとに、スーパーで失敗しない選び方や取り入れ方をご紹介します。
※この記事は医療的なアドバイスではありません。アルコールに関する記述は一般的な情報であり、体質や健康状態によって個人差があります。気になる方は医師や専門家にご相談ください。
📷 【画像挿入ポイント①】 スーパーの甘酒コーナー、または米麹甘酒のパッケージのイメージ
私が最初に失敗した甘酒選び
甘酒を飲み始めた頃、私は「甘酒なら何でも同じ」だと思っていました。
スーパーで適当に選び、家で飲んでみると、
「思ったより甘い」
「独特の香りが気になる」
「これを毎日飲むのは難しいかも」
と感じたことがあります。実際、買ったボトルの半分以上を残してしまい、結局捨ててしまったこともありました。「体に良いと聞いて期待して買ったのに、こんな結果になるなんて」と、少しがっかりした記憶があります。
後から知ったのですが、甘酒には大きく分けて2種類あります。この違いを知ってから、自分に合う甘酒を選びやすくなりました。
甘酒には2種類ある
酒粕甘酒
日本酒を作る過程でできる酒粕を使った甘酒です。砂糖を加えて作ることが多く、子どもの頃に私が苦手だったのはこちらでした。
農林水産省によると、酒粕の甘酒は酒を造ったときの副産物である酒粕を使うため、アルコールが含まれており、飲めない人がいるとされています。実際、酒粕100gあたりアルコールが約8.2g含まれているというデータもあり、加熱の過程で減るとはいえ、妊婦や子ども、アルコールに弱い方は注意が必要だと言われています。
栄養面では、たんぱく質や食物繊維、ビタミン、ミネラルに加え、発酵によってできるアミノ酸なども含まれているとされています。
米麹甘酒
米と米麹を発酵させて作られる甘酒です。原材料がシンプルで、自然な甘みが特徴です。私が今も続けているのはこちらです。
農林水産省の情報では、米麹の甘酒はノンアルコールのため子どもから大人まで誰でも飲むことができるとされています。麹菌の発酵によってお米のデンプンがブドウ糖やオリゴ糖に変わることで、自然な甘みが生まれます。ビタミンB群や食物繊維も含まれているとされ、ブドウ糖を含むことから「飲む点滴」と紹介されることがあります。ただし医療的な点滴と同じ効果を意味するものではありません。
スーパーで失敗しない選び方
私の苦い経験をもとに、甘酒初心者の方には次の3点をおすすめします。
① 原材料を確認する
まず裏ラベルを見てみましょう。私が選ぶときは、米・米麹を中心に作られている商品を選んでいます。原材料に「酒粕」と書かれているものは酒粕甘酒なので、アルコールが気になる方はここでまず見分けられます。シンプルな原材料の方が風味を感じやすい印象があります。
② まずは小容量を選ぶ
私は最初、大きなボトルを買って失敗しました。1リットル近いサイズを購入し、口に合わずに半分以上を持て余してしまったのです。もし口に合わなかったら飲み切るのが大変です。最初は小さめサイズがおすすめです。
③ ストレートタイプが飲みやすい
濃縮タイプは好みの濃さに調整できますが、薄める加減がわからず、最初は濃すぎたり薄すぎたりと失敗したこともありました。初心者にはそのまま飲めるストレートタイプの方が手軽です。私も最初はストレートタイプから始めました。
甘酒を続けやすくするコツ
📷 【画像挿入ポイント②】 ヨーグルトやスムージーに甘酒を加えたアレンジドリンクのイメージ
実は私も毎日そのまま飲んでいた時期があります。しかし途中で飽きてしまいました。「これ、本当に続けられるのかな」と不安になったこともあります。
そこで試したのがアレンジです。
ヨーグルトにかける
自然な甘みが加わります。砂糖を使わずに甘みをプラスできるので、無糖ヨーグルトが続けやすくなりました。発酵食品同士の組み合わせとして、腸内環境を意識する方に選ばれている取り入れ方の一つです。
スムージーに入れる
バナナや豆乳との相性が良く、朝食代わりにもなります。忙しい朝でもこれなら準備が簡単でした。
料理の甘みづけ
煮物やドレッシングに加えると、砂糖とは違ったやさしい甘みになります。最初は量の加減がわからず甘くなりすぎたこともありましたが、少しずつ感覚を覚えました。
私が9年間続けられた理由
発酵食品全般に言えることですが、続けるために一番大切なのは「頑張りすぎないこと」だと思います。
最初の頃は、毎日飲まなければいけない、決まった時間に飲まなければいけないと思っていました。でも実際はそんなことはありませんでした。
飲みたい日に飲む。料理に使う。ヨーグルトに混ぜる。そのくらいの気軽さの方が長続きします。
9年間続けてきて感じるのは、「特別な健康法」ではなく、「日々の食事を楽しむ習慣のひとつ」だということです。最初の失敗を振り返ると、「気に入った商品が見つかるまで試してよかった」と思います。一度の失敗で諦めていたら、今の習慣はなかったかもしれません。
よくある質問
Q. 甘酒は毎日飲まないと意味がありませんか?
A. 私自身、毎日飲めていた時期もあれば、数日飲まないこともありました。無理なく続けることの方が大切だと感じています。
Q. 甘酒は温めても大丈夫ですか?
A. 温かくして飲む方も多く、寒い季節には取り入れやすい飲み方です。ただし、温度が高すぎると麹菌由来の酵素の働きが弱まるとされているため、私は飲む直前に軽く温める程度にしています。
Q. 甘酒が甘すぎて苦手です
A. 私も最初はそうでした。ヨーグルトや豆乳と合わせると飲みやすくなることがあります。また、商品によって甘さの強さがかなり違うので、いくつか試して自分に合うものを見つけるのがおすすめです。
Q. 子どもや妊娠中でも飲めますか?
A. 米麹甘酒はアルコールを含まないため、子どもでも飲めるとされています。一方、酒粕甘酒はアルコールを含むため注意が必要です。心配な場合は、必ず原材料表示を確認し、医師に相談することをおすすめします。
まとめ
甘酒は、スーパーでも手軽に購入できる身近な発酵食品です。
私自身も子どもの頃は苦手でしたが、米麹甘酒に出会い、何度か失敗を重ねながら少しずつ楽しめるようになりました。最初に大容量を買って後悔したこと、濃縮タイプの加減がわからず失敗したこと。そうした経験があったからこそ、今の続け方が見つかったのだと思います。
まずは小さいサイズを選び、原材料を確認しながら、自分に合う商品を探してみましょう。ヨーグルトやスムージーに加えると取り入れやすくなります。
発酵食品は続けることが大切です。まずは自分に合った甘酒を見つけて、無理のない範囲で楽しんでみてください。
📷 【画像挿入ポイント③】 甘酒のボトルと、米麹甘酒・酒粕甘酒の原材料表示の比較イメージ
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参考資料
- 農林水産省 https://www.maff.go.jp/
- 文部科学省 日本食品標準成分表 https://www.mext.go.jp/
- 国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所 https://www.nibiohn.go.jp/
この記事を書いた人
発酵食品を生活に取り入れて9年。甘酒・味噌・納豆・ヨーグルトなどを日常的に取り入れながら、自身の体験をもとに発酵食品との付き合い方を発信しています。
特別な資格や専門知識はありませんが、「無理なく続けられる発酵習慣」をテーマに実体験を紹介しています。
※本記事は2026年6月時点の情報をもとに作成しています。商品の仕様や成分は変更される場合がありますので、購入時は必ず商品表示をご確認ください。


