里芋ー「ぬめり」は最強の胃腸薬!秋の滋養食材

秋から冬にかけて旬を迎える里芋は、ほくほくしたじゃがいもやさつまいもとは違い、ねっとりとした食感が特徴。

古くから米に次ぐ主食として親しまれ、芋類の中では最も古い歴史を持ち、日本の食卓で親しまれています。

また、お祝い親芋から子芋、孫芋が連なって育つことから、子孫繁栄の縁起物としても、日本の食文化に深く根付いています。

特有のぬめりがあり、加熱するとホクホクとした食感と優しい甘みが出ます。

京都の「京芋(たけのこ芋)」や「海老芋」など、地域によって様々な品種が楽しまれています。

実はこのねっとり感の正体こそが、体にやさしい栄養のかたまり!!
胃腸に負担をかけず、消化を助け、体を芯から温めてくれる「秋の滋養食材」です。

里芋の「ぬめり」こそ美習慣の要!胃腸を守る驚きの栄養

里芋は、でんぷん質を主成分としながらもカロリーが低く、食物繊維やミネラル、ビタミン類がバランスよく含まれています。
特に注目したいのが、独特のぬめり成分「ガラクタン」などは里芋の持つ強力な健康効果です。

ガラクタン

里芋のぬめり成分は、「ガラクタン」などの水溶性食物繊維が含まれています。

ガラクタンは、里芋特有の多糖類で、免疫細胞を活性化し、体の抵抗力を高める働きがあります。
また脳細胞を活性化して記憶力をサポートすると言われ、秋の疲れた体や集中力の低下にもおすすめです。

免疫力を高め、胃腸の粘膜を保護し、疲労回復をサポートする働きがあります。
また、コレステロールの吸収を抑えたり、血糖値の上昇をゆるやかにする作用もあり、
生活習慣病の予防にも役立ちます。

カリウム

里芋は、芋類の中でも特にカリウムが豊富です。
カリウムは体内の余分な塩分(ナトリウム)を排出するのを助けるため、むくみ解消や高血圧予防に非常に効果的です。
特に、塩分を多く摂りがちな和食中心の食生活を送る方にとって、里芋は欠かせない「デトックス美習慣」食材と言えます。

食物繊維

腸の働きを整え、便秘改善に役立ちます。特に里芋の食物繊維は水溶性が多く、腸内で善玉菌のエサになり、発酵食と一緒に摂ることで腸活効果が倍増します。

 

 

里芋×発酵で美習慣

里芋のぬめり成分と、麹の酵素を掛け合わせることで、美味しさと消化吸収を高める「W酵素」で腸をいたわりましょう!

里芋はシンプルな味だからこそ、塩麹・味噌・醤油麹との相性が抜群。
特に塩麹を使うと、ホクホク感が増し、ぬめりがほどよくやわらぎます。
味噌と合わせるとコクが出て、身体が芯から温まる味わいに。
甘酒を少し加えれば、自然な甘みで上品な煮物になります。

 

からだ想いの発酵ごはんレシピ
―里芋の塩麹ポタージュスープ―

レシピはコチラ→里芋のからだ想い発酵ごはんレシピ

 

 

最高の旬を逃さない選び方と保存のコツ

選び方

持ったときに重みがあり、形がふっくらしているものを選びましょう。
皮に傷がなく、泥が適度についている方が日持ちします。

保存法

里芋は、さつまいもと同様に低温に弱い性質があります。
冷蔵庫に入れると低温障害を起こし、傷みが早くなったり風味が落ちたりするため、冷蔵はNGです。
購入後は、土を軽く落とした後、新聞紙などに包み、風通しの良い冷暗所(土の中のような涼しい場所)で保存するのが最適です。
カットした場合は、ラップでしっかりと包むか、水に浸した状態で冷蔵庫の野菜室に入れますが、この場合は数日中に使い切りましょう。

 

 

Q&A 里芋の「美習慣」を深めるヒント

Q. 里芋を触ると手が痒くなるのはなぜ?

里芋の皮むきで手が痒くなるのは、シュウ酸カルシウムの結晶によるものです。
予防策としては、皮をむく前に丸ごと茹でるか、手が乾いた状態でむく、または酢水に少し手を浸すなどの工夫しましょう。
熱に弱い成分なので、加熱調理をすれば安心です。

Q. ぬめり成分を流さずに調理するコツは?

ぬめり成分は水溶性なので、このぬめりを保ちたい煮物などの場合は、水で洗いすぎず、皮をむいたらそのまま調理を始めるか、むいた里芋を軽く乾いた状態で使うのがおすすめです。

 

 

まとめ

里芋は、胃腸を守る「ぬめり」とデトックス効果の高い「カリウム」を持つ、秋の和漢のような存在です。
この里芋の恵みを、麹や発酵調味料の知恵と組み合わせることで、私たちは日々の忙しさで疲れた心と体を、優しく労りながら整えることができます。
冷えやむくみを感じやすい季節に、ぜひ毎日の食卓に取り入れてくださいね。

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コメント

  1. 池田剛士 より:

    (速報)日本商工会議所(東京都千代田区) よりお詫びと訂正(2025年9月30日) – 公共メディアじゃんぬ –
    「誌上セミナー 働き盛りが危ない! なぜ起こる!? おなかトラブル(月刊石垣2017年1月号)」において「ムチン」という表記がございましたが、「ムチン」は動物性のもので、植物には含まれていないとされており、当該表記が誤りであることが分かりました。お詫びして当該記事を削除いたします。
    https://ab.jcci.or.jp/article/21192/

    株式会社吉野家(東京都中央区) よりお詫びと訂正(2025年8月29日) – 公共メディアじゃんぬ –
    昨日のリール投稿にて「ムチン」と表記しましたが、
    植物全般は含まれないことが判明しており、誤りでした。
    表記の誤りをお詫びするとともに、該当ページは削除いたしました。
    https://www.instagram.com/p/DN7Nhy_iard/

    京都大学医学部附属病院 よりお詫びと訂正(2025年3月21日)- 公共メディアじゃんぬ –
    〔訂正〕
    京大病院広報124号において、 オクラには、ムチンが含まれている旨説明しておりましたが、
    オクラにムチンは含まれておらず、また、植物全般にムチンは存在しません。
    誤った記述がございましたので、ここに訂正いたします。
    【参考】公益社団法人 日本食品科学工学会『食品工業辞典』(日本食品工業学会編、昭和54年・第1版発行)における用語解説の訂正
    https://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/relation/publish.html

    #じゃんぬねっと
    #渡邊渚

    1. lisa.bishukan より:

      ご指摘ありがとうございます。
      調べましたところ、「ムチン」は動物性成分であり、植物(里芋やオクラなど)には含まれないとの最新の情報を確認いたしました。
      これまで一般的に「ムチン」と紹介されることも多かったため、記事内でもそのように表現しておりましたが、誤りが分かりましたので、該当部分を削除・修正させていただきました。
      丁寧にお知らせいただき、誠にありがとうございます。
      今後も正確な情報発信に努めてまいります。

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