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日々の生活で、むくみ、だるさ、美肌の悩みはありませんか?
その原因は水分調整と腸内環境かも。
小豆(あずき)は昔から日本人の暮らしに寄り添ってきた食材。
お赤飯やぜんざいなど、行事食に欠かせない存在でもありますが、実は美容や健康にも欠かせない「発酵美習慣」にぴったりの和のスーパーフードです。
我が家ではお正月にぜんざいを食べる以外にに、朝食や間食の糖分補給や料理にも小豆を使使っています。
今回は小豆の栄養や効能、そして発酵と組み合わせた食べ方についてご紹介します。
小豆は小さいけれど強力なパワーの持ち主
小豆の栄養成分と美容効果
小豆は小さい粒の中に、体を整える栄養がぎゅっと詰まっています。
ポリフェノール(アントシアニン)
抗酸化作用が高く、老化やシミ・シワの原因となる活性酸素を除去。
体の内側からサビを防ぐことで、美肌づくりやアンチエイジングに役立ちます。
サポニン
余分な脂質を分解し、血流を整える働き。コレステロール値の改善や、血栓や動脈硬化の予防など、体の中からキレイを保つ力がある。小豆は特に他の豆類に比べて脂肪分が少ない。
食物繊維
ごぼうの約3倍含まれる食物繊維は、腸内の善玉菌のエサとなり、腸内環境を整えて便通を促進。腸活・美腸習慣には欠かせない成分です。
カリウム
体内の水分量を調整する機能があり、塩分を体外に排出し、水分バランスを整える作用。
強い利尿効果や解毒作用があるので、むくみが気になる方には特におすすめです。
このように小豆は、体の「巡り」を整える働きがあるため、女性の冷えや生理前の不調にもおすすめです。

発酵×小豆で美習慣を育てる
単に煮るだけでなく、「麹(こうじ)」や「発酵調味料」と組み合わせることで、栄養吸収率と美味しさを高めるたり、麹が持つ酵素の力で消化・吸収を助けるのがポイントです。
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塩麹×小豆ごはん
小豆を塩麹と一緒に炊くことで、小豆の硬さが取れやすくなる上、旨味が増します。塩麹に含まれる酵素がデンプンを分解するため、消化にも優しい主食になります。 -
甘酒発酵あんこ
砂糖を使わず、甘酒の自然な甘さで食べられるため、血糖値の急上昇を抑えながら美肌にも良い、究極の「美習慣スイーツ」になります。

・野菜×小豆
手軽に小豆を食べたい時やお料理に使いたい時のオススメは、「赤飯用小豆缶」!!
おすすめのレシピはコチラ↓
▶かぼちゃのいとこ煮

日常に取り入れるコツ
- 小豆は一度に茹でて使う分だけ冷凍保存を!
- 茹でるのが手間な場合はすでに調理済の「赤飯用小豆」がおススメ!
「ぜんざい用」は砂糖がたっぷりはいっていて料理には不向きなので注意して下さいね。 - 砂糖不使用の「発酵あんこ」を作り置きして朝食やおやつに活用
- 甘酒・塩麹など発酵食品と合わせて食物繊維×麹で「腸から整える習慣」を!!
まとめ
小豆は小さいけれど、体の巡りを整え、女性の美しさを内側から育てる力を持っています。
季節の変わり目や乾燥しやすい秋ごろからは小豆や発酵の知恵を借りて、あなたの毎日に「発酵美習慣」を取り入れてみましょう。



