栗ー果物・ナッツ・穀物の3つの顔を持つ秋の万能食材

「いも・くり・なんきん」。
この響きに思わず心がほっこりする方も多いのではないでしょうか。
秋になると自然と恋しくなる、女性が大好きな三大ほっこり食材のひとつがです。

 

やさしい甘みとホクホクとした食感、
そして体を内側から温めてくれる滋養豊かなエネルギー。

古代から日本人の食生活と深く関わり、栄養価の高さや美容・健康効果でも注目されています。

古代から愛される日本の恵み、栗の多様な魅力

日本グリは古代から親しまれ、縄文時代の遺跡からも栗が発見されています。
北海道から九州まで広く分布する「シバグリ」は、日本の風土に根付いた伝統的な食材です。

秋の収穫の象徴でもあり、古くから祝い膳や保存食として活用されてきました。

  • 日本グリ(和栗):日本グリの基本種である「シバグリ」は古代から日本人に愛されてきた食材です。風味と香りが豊か。栗ごはん・渋皮煮などに最適。

  • チュウゴクグリ(中国栗):甘味が強く、「天津甘栗」に使われる。

  • 西洋グリ(ヨーロッパ栗):マロングラッセやモンブランの材料に。

  • アメリカグリ:日本では珍しいが、海外ではポピュラー。

大きく分けて4種類が存在します。

それぞれの特徴を知ることで、用途に合わせた栗選びができます。

 

 

複合的な栄養パワーと「熱に負けない」美の力と栄養素

栗は、果物・ナッツ・穀物の性質をすべて兼ね備えた、珍しくて栄養価の高い食材です。
自然の恵みがぎゅっと詰まった秋のスーパーフードとも言えます。

果物のようにビタミンCやカリウムが豊富で、ナッツ類のようにビタミンE・鉄・亜鉛を含み、穀類としての特徴もあり、でんぷん質が豊富で腹持ちがよく、エネルギー源にも最適!!

朝のごはん代わりや、甘酒と組み合わせたスイーツにもぴったりです。

ビタミンC

栗のビタミンCはデンプンに包まれているため、加熱しても壊れにくいという特長があります。美肌を保ちたい方や免疫力を上げたい季節の変わり目にもぴったり。風邪予防にも役立ちます。

食物繊維

腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整えることで便通をサポートしてくれます。

発酵食品と一緒に摂ることで、腸活効果がさらに高まり、体の内側からすっきりと整います。

カリウム

体の余分なナトリウムを排出してむくみ改善や血圧コントロールに効果的です。

塩分を摂りすぎがちな現代人にとって、自然のサポーターのような存在ですね!

葉酸

造血をサポートするビタミンで、妊娠中の女性にとって欠かせない栄養素。

栗×発酵で美習慣

栗はそのまま食べても美味しいですが、
発酵食材と合わせることで、美容・美肌効果がさらにアップするだけじゃなく、素材の甘さが引き立ち、腸にもやさしい「秋の発酵美習慣ごはん」に!

甘酒×栗

栗を蒸してペーストにしたものに、甘酒(米麹で作ったもの)を混ぜることで、砂糖不使用でも深い甘さとコクが生まれます。甘酒の酵素と栗の栄養が合わさり、疲労回復をサポートする「飲む点滴」のような効果が期待できます。

塩麹×栗

栗のアク抜きをした後、もしくは剥き栗を米と炊く際に塩麹を加えることで、栗本来の甘さが引き立ち、酵素の働きで消化に優しいご飯になります。

 

栗を美味しく調理するコツ

栗は鮮度が落ちやすく、水分の蒸発による味の低下や虫食いを防ぐため、購入後はすぐに調理して保存しましょう。

調理の際はアク抜きが必要ですが、風味を損なわないよう水に漬けすぎないよう注意しましょう。

  • 冷蔵保存:ポリ袋に入れて野菜室で約1週間。

  • 冷凍保存:皮付きのまま冷凍し、約3ヶ月保存可能。調理の際は自然解凍して使用。

冷凍することで甘みが増し、発酵調味料ともよりなじみやすくなります。

まとめ

栗は秋の味覚の中でも、発酵との相性が抜群な美容食材
塩麹や甘酒を上手に取り入れることで、体の内側からきれいを育む発酵美習慣」を続けられます。

心と腸を整える、やさしい秋のごはんにぜひ取り入れてみてください。

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