発酵食で「眠りの質」が変わる!腸と脳の繋がりを活かす極上美習慣

「なかなか寝付けない」「夜中に目が覚める」「しっかり寝たはずなのに、朝スッキリ起きられない」・・・睡眠の悩みは、日中の集中力や肌の調子にも直結し、美容と健康の大敵です。

実は、この眠りの質をコントロールしているのは、自律神経やストレスだけでなく、あなたの「腸内環境」です。
腸と脳が密接に影響し合う「脳腸相関」の最新知見により、腸を整えることが、睡眠の質を上げ「極上の睡眠」への近道であることがわかってきました。

この記事では、腸と脳をつなぐ「脳腸相関」の仕組みから、発酵食品を活かした「ぐっすり睡眠」のための腸活法まで、分かりやすく解説します。
【脳腸相関についてはコチラ▶ 発酵がもたらす腸と脳の繋がり-「脳腸相関」が導く心と体の調和

①腸と脳は「第2の脳」でつながっている

腸は単なる消化器官ではなく、「第2の脳」と呼ばれています。
これは、腸に存在する約1億個の神経細胞
が、脳とは独立して働いているためです。

さらに、腸と脳は「腸脳相関(gut-brain axis)」と呼ばれるネットワークでつながっています。
腸内環境が乱れると、脳にストレス信号が伝わり、睡眠・気分・ホルモンバランスにまで影響を及ぼすのです。

②睡眠のカギは「幸せホルモン」セロトニン

腸では、幸せホルモン「セロトニン」の約90%がつくられています。
このセロトニンが、夜になると「睡眠ホルモン」メラトニンに変化し、自然な眠りをサポートしてくれます。

つまり、
腸が整う → セロトニンが増える → メラトニンが増える → 眠りの質が上がる
という仕組みです。

③眠りの質を上げるための腸内環境を整える3つのポイント

1.発酵食品を毎日少しずつ取り入れる

腸内の善玉菌を増やすには、生きた菌を少しずつ・毎日届けることが大切です。
おすすめは以下の発酵食品。

・米麹甘酒(ノンアルコールタイプ)
・味噌汁(加熱しすぎないのがコツ)
・醤油麹&塩麹
・ヨーグルト&納豆&ぬか漬け

特に麹を使った発酵食品は、消化を助けながら腸にやさしく働きかける万能選手!
毎日の食卓に小さじ1杯でも「麹調味料」を取り入れることで、腸内フローラが整いやすくなります。

2.食物繊維&発酵食品の「W腸活」で効果倍増

発酵食品に加えて、腸内の善玉菌の「エサ」となる食物繊維も大切です。
この2つを一緒に摂ると、腸内で善玉菌が元気になり、腸内バランスが安定します。

・野菜&海藻&きのこ類
・オートミール&雑穀ごはん
・バナナ&りんごなどのフルーツ

特に、善玉菌のエサになる水溶性食物繊維(わかめ、オクラ、りんご、もち麦など)は大好物なので、発酵食品と組み合わせることで、「善玉菌が育つ環境」が自然と整い、腸内フローラが活発になります。

④眠りの質を上げる発酵美習慣

深い眠りをつくるには、夜の腸の状態がカギ。
寝る前の時間帯こそ、腸と脳がリラックスモードに入るための準備をしましょう。

1.寝る前の「温活」に自家製甘酒ホットドリンク

甘酒に含まれる麹が作ったブドウ糖が速やかに吸収され、リラックスに必要なエネルギー源となります。また、麹が作るビタミンB群は、セロトニン生成をサポート。

就寝の1~2時間前に、自家製甘酒を人肌程度(50~60℃)に温めて(熱すぎない温度で)、豆乳などで割って飲みましょう。
温かさが副交感神経を優位にし、スムーズな入眠を促します。
【甘酒についてはコチラ】
甘酒の選び方-【初心者向け】飲む美容液!甘酒はなぜ体に良い?
甘酒の作り方―【中級編】おうちで作る発酵美容ドリンクの完全ガイド

2.夜の食事タイミングを意識する

腸を整えても、遅い時間の食事が続くと睡眠の質は下がってしまいます。
理想は、就寝の3時間前までに夕食を済ませること。

夜は「腸にやさしい食材」を意識して
・消化の良いスープ
・温野菜
・発酵調味料を使った軽めの料理

寝る直前には、ホット甘酒や温かいハーブティーでリラックスしましょう。

3.ストレスを遠ざけるぬか漬けと味噌

ぬか漬けや味噌には、リラックス効果を持つ神経伝達物質GABA(ギャバ)を産生する菌がいることが示唆されています。
また、ぬか漬けの植物性乳酸菌は、腸の炎症を抑え、脳に届くストレスシグナルを穏やかにします。
夕食に温かい味噌汁(火を止めてから味噌を溶く)と、ぬか漬けを添える習慣をつけましょう。

【ぬか漬けについてはコチラ】
発酵漬物の選び方ー美容と免疫は「植物性乳酸菌」が鍵!
ぬか漬け作りー【上級編】自分の菌を育てる「ぬか床づくり」ガイド

【味噌についてはコチラ】
味噌の選び方-「非加熱」「天然醸造」が鍵!究極の健康効果を持つ味噌の見分け方
【完全保存版】手作り味噌の作り方とコツー発酵のプロが教えるおいしく熟成させる秘訣

4.腸の働きを助ける「良質な調味料」

ミネラル豊富な天然塩を使うことで、体内の酵素の働きを助け、消化の負担を軽減します。
夕食の調理で、塩麹醤油麹を漬け込みや和え物など非加熱で使うことで、消化酵素を温存。夜間の消化器官の負担を減らし、睡眠中にエネルギーを疲労回復に集中させます。

【塩についてはコチラ】
塩の選び方―発酵食の成否は「塩」で決まる!精製塩と天然塩の違い

【塩麹・醤油麹についてはコチラ】
塩麹・醤油麹の選び方-【初心者向け】選び方と「酵素の力」入門ガイド
塩麹・醤油麹の作り方-【中級編】スーパーの発酵調味料から、自家製の一歩へ

まとめ―腸を整えることは「眠りの美容液」を作ること

腸は「第二の脳」と呼ばれるほど、心と体に深く関わっています。
発酵食で腸を整えることは、睡眠ホルモンの働きを高め、翌朝の目覚め・肌の透明感・集中力までも変えてくれるのです。

忙しい日でも、味噌汁一杯、甘酒一口から始めてみましょう。
それが、「心地よく眠れる自分」への第一歩です。

【参考文献】
脳腸相関とは?メカニズムからセロトニン・自律神経・睡眠との関係まで徹底解説!
腸内ケアで眠りの質を高めよう

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