発酵おうちごはん

塩麹・醤油麹の選び方-【初心者向け】選び方と「酵素の力」入門ガイド

発酵調味料ブームの中でも、料理を一気においしくしてくれて、日本の伝統的な麹の力を手軽に食卓に取り入れられる「魔法の万能調味料」といえば、塩麹や醤油麹。
これを使うだけで、料理の腕が上がったように感じ、お肉は柔らかく、いつもの料理は格段に美味しくなります。

その秘密は、麹が持つ「酵素の力」にあります。
最近ではスーパーでも手軽に買えるようになり、忙しい人でも発酵の恵みを簡単に取り入れられます。
この記事では、発酵食初心者の方のために、スーパーで買う時のチェックポイントから、麹が持つ「酵素の力」について分かりやすく解説します。

中級編では自家製にチャレンジしたい人向けの記事も投稿しています。
塩麹・醤油麹-【中級編】スーパーの発酵調味料から、自家製の一歩へ

塩や醤油の選び方はコチラ
醤油の選び方ー和食の基本調味料は「本醸造」が鍵!本物の旨味と発酵の力
塩の選び方―発酵食の成否は「塩」で決まる!精製塩と天然塩の違い

【初心者歓迎】塩麹・醤油麹は魔法の調味料!
スーパーでの選び方と「酵素の力」超解説

① 塩麹・醤油麹ってどんなもの?

塩麹や醤油麹は、麹菌(Aspergillus oryzae)がつくり出す酵素の力を利用して、塩や醤油と一緒に発酵させた調味料。

酵素には、
・たんぱく質分解酵素(プロテアーゼ)
 →お肉やお魚に塩麹・醤油麹を塗るだけで、タンパク質がアミノ酸という最小単位の旨味成分に分解されるので、驚くほど柔らかく、旨味が増します
・でんぷん分解酵素(アミラーゼ)
 →ご飯や野菜のデンプンをブドウ糖という甘味成分に分解し、自然な甘みを引き出します。
・脂質分解酵素(リパーゼ)
 →脂質を分解し、消化を助けます

これらの酵素が料理に加わることで、塩麹に漬けるとお肉がしっとりやわらかくなったりと、素材の旨味を何倍にも引き出してくれる理由です。
食材が口に入るより先に分解された状態になり、胃腸の消化の負担を大幅に軽減できます。
もともと体内にある酵素を使い疲れた胃腸を休ませ、食べたものがスムーズに消化されることは、美肌や体調の安定に直結します。

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発酵漬物の選び方ー美容と免疫は「植物性乳酸菌」が鍵!

キムチやぬか漬けは、単なるご飯のお供ではありません。
日本と韓国を代表する乳酸発酵の伝統食品!!
これらは、野菜が持つ栄養素に加え、乳酸菌の力で分解・強化し、腸を整え、免疫を高め、美肌をサポート「食べるサプリメント」です。

特に、漬物に含まれる植物性乳酸菌は、過酷な環境を生き抜く強い生命力を持ち、美肌や免疫力向上といった私たちの「美習慣」を強力にサポートしてくれます。
しかし、スーパーには本物の発酵漬物」と「発酵していないただの味付け漬物風」が混ざっているのが現状です。

ここでは、体が喜ぶ「本物の発酵漬物」を見分けるポイントと、日常に活かす食べ方を詳しく紹介します。

【自家製ぬか床の作り方はコチラ▶ ぬか漬け作りー【上級編】自分の菌を育てる「ぬか床づくり」ガイド

乳酸発酵のチカラで腸からきれいに!
キムチ・ぬか漬けの選び方と食べ方

① 発酵漬物は「生きている」食品!

キムチやぬか漬けの特徴は、乳酸菌の力で自然に発酵していること。
この乳酸菌(ラクトバチルス属など)は、味噌、醤油といった和の発酵食品に多く含まれ植物性乳酸菌と呼ばれ、動物性乳酸菌(ヨーグルトなど)よりも塩分濃度が高い環境や、胃酸といった過酷な環境でも生き抜く力が強いのが特長です。
これにより、生きたまま腸まで届きやすく、腸内での定着率も高いことが期待されています。

さらに、発酵の過程で野菜のビタミンB群・アミノ酸・うま味成分が増えるため、「生きた栄養」をまるごといただけます。

一方、市販の漬物には「発酵させずに味をつけたもの」も多く存在します。
これは漬物風味の加工食品であり、乳酸菌は含まれません。

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味噌の選び方-「非加熱」「天然醸造」が鍵!究極の健康効果を持つ味噌の見分け方

味噌は日本の「国菌」である麹菌が主役。毎日の味噌汁に欠かせない味噌。
味噌を使ったら究極の美習慣スープになるが、選び方を間違えると効果は半減・・・

味噌は「生きた発酵食品」として選び方ひとつで腸にも美肌にも大きな差が出ます。
今日は、スーパーで本当に体に良い味噌を見分けるコツをお伝えします。

スーパーで失敗しない!健康と美を育てる「味噌の選び方」

①「生(なま)味噌」を選ぶのが基本!

一番のポイントは、「生」と書かれた味噌を選ぶこと。

市販の味噌の多くは、発酵を止めるために加熱殺菌されています。
加熱すると酵母や乳酸菌が死滅し、発酵の力は失われてしまいます。

一方、「生味噌」は加熱していないため、乳酸菌や酵母が生きたまま入っており、時間とともにゆっくり熟成が進みます。

・パッケージに「要冷蔵」と書かれている
・「加熱処理なし」「生味噌」と記載あり
・開封後は冷蔵保存が必要

これらに当てはまる味噌は「本物の発酵食品」です。

自家製味噌を作りたい方はコチラ
【完全保存版】手作り味噌の作り方とコツー発酵のプロが教えるおいしく熟成させる秘訣

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納豆の選び方ー「菌の力」を最大限に引き出す!美肌と免疫を育む納豆の真価

日本の発酵食品の代表格「納豆」。
そして「発酵美習慣」の定番でもあります!!

安くて手軽、しかも腸活や美容にも効果的ですが、ただ食べればいいわけではなく、納豆菌の生命力と栄養を最大限に摂るには、選び方次第で大きく変わるのをご存じでしょうか?

ここでは、スーパーで納豆を選ぶときにチェックしてほしいポイントを紹介します。

スーパーで本当に体にいい納豆を見分けるコツ

① 原材料表示をチェック

まずはパッケージ裏の「原材料名」を見ましょう。
理想的なのは、「大豆(国産)、納豆菌」だけ
大豆は国産小粒大豆(皮が薄く消化が良い)か、有機大豆がおすすめ。
タレやカラシに含まれる添加物や砂糖は味の調整用です。
健康目的で食べる場合は、付属のタレに人工調味料や異性化液糖が入っていないかチェックしましょう。

「遺伝子組み換えでない大豆使用」
「国産大豆100%」
の表示があると、より安心。
納豆の風味や粘りも自然で、後味がすっきりしています。

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【買い物の裏技】裏ラベルをチェックする美習慣

先日の〈スーパーで買える腸活アイテム5選 〉の記事を読んで、さっそく発酵食品を買いに行った方もいるかもしれません。

また普段の買い物でも、
「体にいいものを選びたい」
「できるだけ自然な食材を使いたい」
そう思っていても、スーパーの棚には似たような商品がずらり。
どれを選べば本当に体に優しいのか、迷ってしまうことはありませんか?

実は、発酵食や健康のために食べている食材は、「何でも良い!」わけではありません。
健康のために買ったはずなのに、余計な添加物や糖分を摂ってしまっては本末転倒です・・・

そんなときに頼りになるのが、商品の裏ラベル=原材料表示。
パッケージの表では見えない「食べ物の中身」が、すべてここに書かれています。

私が生徒さんにもよくお伝えしていることがあります。
それはこれ・・・

手首の運動をして下さい!!

商品棚に正面を向けてキレイに並んでいる商品を手に取り、クルッと手首を回して裏ラベルを見る癖をつけてください。

このブログ「発酵美習慣の台所」では、あなたの美習慣を加速させるために、食の専門家である私が実践している裏ラベルのチェック術を徹底解説します。
美習慣の第一歩は、キッチンではなく買い物カゴから始まると言っても過言ではありません。

発酵美習慣の鉄則-「裏ラベル」チェックの理由

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