発酵調味料ブームの中でも、料理を一気においしくしてくれて、日本の伝統的な麹の力を手軽に食卓に取り入れられる「魔法の万能調味料」といえば、塩麹や醤油麹。
これを使うだけで、料理の腕が上がったように感じ、お肉は柔らかく、いつもの料理は格段に美味しくなります。
その秘密は、麹が持つ「酵素の力」にあります。
最近ではスーパーでも手軽に買えるようになり、忙しい人でも発酵の恵みを簡単に取り入れられます。
この記事では、発酵食初心者の方のために、スーパーで買う時のチェックポイントから、麹が持つ「酵素の力」について分かりやすく解説します。
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スーパーでの選び方と「酵素の力」超解説
① 塩麹・醤油麹ってどんなもの?
塩麹や醤油麹は、麹菌(Aspergillus oryzae)がつくり出す酵素の力を利用して、塩や醤油と一緒に発酵させた調味料。
酵素には、
・たんぱく質分解酵素(プロテアーゼ)
→お肉やお魚に塩麹・醤油麹を塗るだけで、タンパク質がアミノ酸という最小単位の旨味成分に分解されるので、驚くほど柔らかく、旨味が増します。
・でんぷん分解酵素(アミラーゼ)
→ご飯や野菜のデンプンをブドウ糖という甘味成分に分解し、自然な甘みを引き出します。
・脂質分解酵素(リパーゼ)
→脂質を分解し、消化を助けます。
これらの酵素が料理に加わることで、塩麹に漬けるとお肉がしっとりやわらかくなったりと、素材の旨味を何倍にも引き出してくれる理由です。
食材が口に入るより先に分解された状態になり、胃腸の消化の負担を大幅に軽減できます。
もともと体内にある酵素を使い疲れた胃腸を休ませ、食べたものがスムーズに消化されることは、美肌や体調の安定に直結します。







