買い物のときに役立つ|食品の裏ラベルの見方と基本ポイント

先日の〈スーパーで買える発酵食品5選〉の記事を読んで、
「さっそく発酵食品を買いに行ってみよう」と思った方もいるかもしれません。

また、日々の買い物の中で
「できるだけ自然な食材を選びたい」
「体にやさしいものを取り入れたい」
そう考えながら売り場に立っても、似たような商品が並び、どれを選べばよいのか迷ってしまうことはありませんか?

実は、健康を意識して選んでいる食品でも、
原材料を見てみると、意外な違いがあることも少なくありません。

そんなときに役立つのが、商品の裏側にある「原材料表示(裏ラベル)」です。
表のパッケージだけでは分からない情報が、ここにはすべて書かれています。

私が生徒さんにもよくお伝えしているのが、こんな習慣です。

「商品を手に取ったら、くるっと裏返してみましょう」

棚に並ぶ商品を一度裏返してラベルを見るだけで、
食品選びの視点が大きく変わってきます。

このブログ「発酵美習慣の台所」では、
日々の食事を大切にしたい方に向けて、
私自身が実践している原材料表示の見方を分かりやすくご紹介しています。

食の選択は、キッチンに立つ前の「買い物の段階」から始まっています。


発酵食品を選ぶときに裏ラベルを見る理由

発酵食品の魅力をより深く知るために、
次の2つの視点を意識してみましょう。

理由① 製造方法によって風味や特徴が異なる

発酵食品は、微生物の働きによって独特の風味やコクが生まれます。
一方で、保存性や流通の都合から、加熱処理されている商品もあります。

どちらが良い・悪いということではなく、
製造方法によって味わいや特徴が異なることを知ることが大切です。

理由② 原材料によって味の方向性が変わる

原材料表示を見ると、
・素材由来の味を活かしたもの
・調味料や甘味を加えて食べやすくしたもの
など、商品の方向性が分かります。

目的や好みに合わせて選ぶためにも、
裏ラベルの確認はひとつの目安になります。


裏ラベルのチェックポイント

① 原材料の順番を確認する

原材料は、使用量の多い順に記載されています。

例えば、だしや調味料の場合、
最初に「食塩」「砂糖」が書かれていれば、味のベースが分かります。
一方、「かつお節」「昆布」などの素材名が先に並んでいる商品は、
素材の風味を活かした設計であることが多いです。

また、原材料名の「/」以降は食品添加物の表示です。
表示を見比べることで、商品の特徴が分かりやすくなります。


② 添加物の役割を知る

食品添加物は、安全性や品質を保つ目的で使われるものです。
すべてを避ける必要はありませんが、
どのような役割で使われているかを知ることが大切です。

特に日常的に使う調味料は、
原材料が比較的シンプルなものを選ぶと、味の調整もしやすくなります。


③ 製造方法の表記に注目する

「天然醸造」「長期熟成」「国産原料使用」などの表記は、
時間をかけて作られている目安のひとつです。

こうした表示は、
商品選びの際の参考情報として役立ちます。


④ 保存方法・売り場もヒントになる

冷蔵コーナーに置かれている発酵食品は、
温度管理が必要なものが多く、
風味の変化を楽しめる商品もあります。

また、賞味期限が短めの商品は、
保存料を最小限にしている場合もあり、
選択のヒントになることがあります。


まとめ

買い物の際に、ほんの数秒裏ラベルを見るだけで、
食品選びの視点が少しずつ育っていきます。

最初は難しく感じても、
見比べていくうちに「自分の好み」が分かるようになります。

裏ラベルを見ることは、
どんな食材を日々の食卓に取り入れるかを選ぶ行為

その積み重ねが、
あなたらしい食生活をつくる一歩になります。

無理なく、楽しみながら。
今日の買い物から、ぜひ試してみてください。

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